2006-01-01から1年間の記事一覧

自惚れの強い人たち

出版というビジネスは一言でいえば出版社が著者に300万円 の投資をするビジネスなのです。つまり、一冊の出版費用が 300万円、原稿を頂戴し、これに手間隙かけて社運を賭けて 磨き上げ書籍という商品化をします。当たれば儲けになります が外れば大赤…

出版できる人 VS 出版できない人

執筆に関わらずクリエーターの仕事というのは主観の塊が 爆発して創作できる仕事だと思います。だから、誰だって作品 を完成させたとき、仕事を終えたときは、私はなんと天才なの だろう、これは世界を震撼させる作品だ仕事だと感嘆すると 思います。 創作と…

目的は不良ライターの撲滅

先日、「自費出版などの悪徳業者や詐欺出版社を撲滅しよう とするご貴殿の姿勢に感服しました。ぜひとも小生のつたない 原稿ですが、一度、お読みいただけませんでしょうか」という メールが舞い込みました。 その時点で、お断りさせていただこうかと迷った…

お叱りのメール拝受しました

3月4月と出版審査や原稿の修正などでテンテコ舞して ました。好きな写真もあまり撮りに行けない状況でした。 そんな折、ブログの更新がないとお叱りのメールを拝受 いたしました。申し訳ありません・・・、怠けていますと、 お返事したいところなのですが…

常識の罠(インターネット同人誌)

インターネットで電子出版という言葉が乱れ飛んでいますね。 インターネットで原稿を販売するのだから、それは即電子出版だと いう人たちまでも登場しています。 そりゃぁ、それも確かに出版ですよね。 間違いはないですが、世間がそれを出版というでしょう…

常識の罠(懸賞原稿の行き先)

プロになる出発点は、とにかく出版することです。 出版して初めて売れる原稿なのか売れない原稿なのかが分かります。 出版の世界というのは「出版は水物」というのが原則なのです。 つまり、プロでも素人でも、この原稿が売れるのか売れないのかは 誰にもわ…

常識の罠(新人原稿の受け入れ)

現在、全国規模で出版できる出版社の99%は新人の原稿を受け付けて いません。 新人の出版希望者のほぼ全員は原稿を書き上げ、自信があったら気に 入った出版社の編集部に原稿を送ってプロの評価を受けようと思って いると思います。 それは幻想なのです。…

知られてない常識のわな

出版に興味のある人は、まだ、比較的大勢おられると思います。 それは読書が好きな人、書くことが好きな人、出版を希望する人、 そして出版社で働く人なども、その分類に入ると思います。 ところが、出版ビジネスに興味のある人は、意外といません。 それは…

 履歴書を出せというから怪しい?

私は原稿の提出の際に履歴書の提出も求めています。 それは出版背景を知るために必要だからです。 ところが、ここでも低俗な野次が飛んできます。 なぜ、履歴書を出さなければいけないのだ? 原稿とどういう関係がある! 出したくないので履歴書を忘れた振り…

 電子出版だから怪しい?

電子出版というのは本質的に出版業界を一変するような大きな ムーブメントだと私は考えています。インターネットには情報を読みたい人 と書きたい人がいます。これを電子書店という媒体でつなぐというインター ネットならではの新しいシステムだと思います。…

 出版社を教えないから怪しい?

時として出版社を教えろっとメールで怒鳴り込まれることがあります。 どのようなケースのときかといえば、出版審査で不合格となり、あるいは それ以前の出版相談でお断りさせていただいたときです。 どういうことなんだ、どこが、どのように駄目なのだ! 出…

 メールでなく会えないから怪しい?

原稿を提出する前に、いちど会いたい・・・ので、会えませんか? といって こられる人がいます。これはまあ私の尺度でも、気持ちはわかるなぁ〜という感じ にもなります。 ところが、私のところまで会いに来てくれますか? と開き直られると一変して迷惑者に…

 住所や電話番号がないので怪しい?

ある同業者のサイトに卑怯な誹謗中傷に困っているという記事が載っていま した。読んで思わず噴き出したことを覚えています。 そのクレーマークレーマーは住所がビルなのに号室が書かれてない。 さらに電話番号が掲載されてない・・・とクレームを付けていま…

  実績がないから怪しい?

なぜ、実績が書かれてないのですか? 実績を教えてください・・・、なに、教えられないの〜、怪しいねぇ・・・、詐欺 じゃない? まあ、どうして、日本人はここまで保守的で過去の習慣に拘るのだろうか と疑問に思ってしまいます。 理由は単純明快です。 出…

無料だから怪しい?

私は著者から一切の報酬をいただきません。 それは、そういう方針だからです。 そういったシステムだからです。 無料っていうのは、そんなのおかしいでしょ・・・。 なんだかぁ〜、怪しいねぇ〜、詐欺じゃないの? 〜とまあ、言いがかりをつけてくる人は後を絶…

広告だから怪しい?

私はインターネットをサーフィンし出版見込み者を探すのが 日常の仕事です。ですから、出版案内の定型雛形のメールを これと目のつけたメールアドレスに送ります。 先日、定型の広告を送りつけてきたので、これは怪しい〜? 興味はあるのだけど先に聞いてお…

怪しいメール相談

いろいろな出版相談をいただきますが、たいへん迷惑なメールもその中には 往々にして紛れ込んできます。 時として、そのような中には言葉には言い表せないほど呆れてしまったり 怒りを覚えるものがあります。私の場合は、どのような場合でも丁寧に 相手を傷…

出版の形態について

出版には、つぎのような形態があります。 1. 自費出版 : 著者が出版の費用を負担する形態です。 2. 共同出版 : 出版の費用を関係者が共同で負担する。 3. 商業出版 : 著者は出版の費用を負担しない形態。 従来は出版といえば出版社がすべてのビジネ…

出版についての重大な誤解

出版の形態について誤解されている方は、その誤解が原因で出版社との コミュニケーションに問題を起こし、せっかくのチャンスを失ってしまう 例が後を絶ちません。たいへんに口惜しい残念なことだと思います。 その端的な例として、たとえば自費出版で費用を…

出版の基本的な判断基準

本を出版するにあたって、出版社が一番危惧する点は、社会的な責任問題です。 この点が印刷屋に原稿を印刷製本して欲しいと依頼するのとはまるで別世界 なのです。 その社会的な責任問題とは何だとお気づきですか? 原稿の盗作や盗用の問題から始まります。 …

私の独自な競争力とその特徴

私が自慢できる独自な競争力と他社に負けない独占的な特徴について、 ご案内させていただきます。 1.電子書店との潤沢な取引ができる 今やインターネットの時代です。 それは書籍も紙から電子ファイルに変わりつつある時代です。 音楽や画像も電子ファイル…

出版までの業務の流れと原稿の提出

出版までは下記の流れとなります。 1. 原稿および必要書類の提出 2. 内容の点検および原稿の執筆背景などに ついての確認(メールで質問させていただく 形になります) 3. 社内において、採用の決定 4. 適切な出版社の選択と交渉 5. 選択した出版…

出版プロデュースの背景

みなさんは、ご自身の出版に興味のある方たちですから出版社については、 よくご存知だとは思います。どころが、私たちのような出版プロデューサー という業種を以前にお聞きになられたことはございますか? たぶん初めての方が大半だと思います。 インター…

プロデュースはこんな仕事です

出版の仕事は、大きく下記の3つの段階に分類されます。 1. コンテンツの制作(原稿の募集、原稿の編集構成など) 2. 商品化された原稿の印刷製本 3. 商品化された書籍の配本販売 このなかで概ね私が担当するプロデュースの仕事はです。とは従来どおりに出…

プロデュースの料金や印税について

出版のプロデューサーとかプロダクションというのは最近急に起業される ようになった新業種です。まだまだ誕生したばかりですので各社が各様な スタイルで営業を開始しているのが実状です。 具体的な営業内容もまちまちですし、料金設定や請求方法も千差万別…

私の仕事

私の仕事は出版をプロデュースする仕事です。 それは、まだ出版社と縁がない多くのライターの中から有望で本当に出版を 希望される新人を発掘する仕事です。毎日、多くの方々とメールでご相談に 応じています。そして、私の仕事は有望な新人を発掘するだけに…