目的は不良ライターの撲滅

    先日、「自費出版などの悪徳業者や詐欺出版社を撲滅しよう
    とするご貴殿の姿勢に感服しました。ぜひとも小生のつたない
    原稿ですが、一度、お読みいただけませんでしょうか」という
    メールが舞い込みました。


    その時点で、お断りさせていただこうかと迷ったのですが、まあ
    これも貴重なご縁なのだからと、出版審査の案内をお返事させ
    ていただきました。それが甘かったのです。


    このブログには出版業界の内幕をあえて晒しているところが
    あります。しかし、自費出版のすべてが悪徳業者ではありま
    せんし、インターネットで詐欺だと誹謗中傷されている出版関係
    者の多くは単なる被害者であって誹謗中傷の主こそ犯罪者だと
    思います。

    たしかに最近マスコミなどで報道されるような悪徳業者や詐欺
    犯罪者がいるようですが、それは犯罪者です。そのような一部
    の犯罪者がいたということで出版業界がすべて犯罪集団と疑え
    だとか疑ってしまうという無知蒙昧さに危惧して、このような
    乱暴で恥ずかしいブログをあえて公開させて頂いてます。


    このブログの目的は、むしろ悪徳業者や犯罪者の追放・撲滅
    でなく、悪徳ライターの追放・撲滅なのです。なぜかというと、
    インターネットで出版関係者を誹謗中傷する記事の大半は
    悪徳ライターが主犯あるいは共犯です。また、出版に関係した
    詐欺行為などの関係者には必ず悪徳ライターが存在します。
    まさに憎きは悪徳ライターなのです。


    悪徳ライターは自分が認めてもらえないと、自分が否定された
    と解釈し、それは相手が悪いと攻撃する傾向が病的に強い
    ようですね。だから、大手の出版社など敵わない相手だったら
    編集者が悪い、小さくな出版社だったら悪徳出版社だといった
    ように。中味はまるで社会性が育たなかったガキなのです。
    ところがひねくれた性格だけが成長し悪知恵がつき、影に
    隠れて卑怯な攻撃で自分のストレスを晴らします。


    悪徳ライターを憎むのは攻撃されるからだけではありません。
    私の仕事は星の数ほどいる出版希望者の中から出版に価値
    ある人物を探し出し、出版をプロデュースし、さらにはプロを
    希望される方にはプロとしての育成をプロデュースさせていた
    だいてます。まだ出版社の目には留まらない才能ある有望な
    ライター志望者が大勢いるからです。


    サイトをオープンしたり、ブログで日記などを書いておられます。
    ところが、そのサイトやブログまたはメルマガをつぶしにかかる
    輩が実に大勢いるのが実態なのです。まず、質問だという建前
    で不可思議な目的がわからないが言語明晰な問い合わせが
    届きます。だれでも仕方ないかと一応お返事だけはします。す
    ると、この部分が意味不明だ、この意味が理解しがたいなどと
    問い合わせがエスカレートします。そして、嫌がらせが始まり
    ます。当然ですが、相手は正体を明かしません。つまりは最初
    からいいがかりをつけているのです。そしてインターネットの
    匿名性を悪用した誹謗中傷が始まります。つまり、ライバル視
    されてライター潰しなのです。


    ライターに興味を持つ人たちは一応にデリケートです。
    精神的に繊細な人が多いです。その繊細さに漬け込み、つぶ
    しにかける悪徳ライターが許せません。プロになれば誹謗中傷
    との付き合いも仕事のうちです。芸能人がレポーターに追いかけ
    まわされるのと似たところがあります。ところが勉強中の志望者
    はまだまだひ弱で傷つきやすく、すぐに落ち込んでしまいます。
    悪徳ライターは才能がないくせに自惚れだけが強いお化けで
    人を陥れる知恵だけが長けていますので雑草の如く強いですよ。
    この強さが将来ある繊細な心を傷つけ潰してしまうのです。