怪しいメール相談

いろいろな出版相談をいただきますが、たいへん迷惑なメールもその中には
往々にして紛れ込んできます。


時として、そのような中には言葉には言い表せないほど呆れてしまったり
怒りを覚えるものがあります。私の場合は、どのような場合でも丁寧に
相手を傷つけないように心を配りお返事をしていますが、誹謗中傷の的に
なるのは、このような場合なのだと容易に想像がつきます。


インターネットできたメールだから怪しい〜、本当に大丈夫なんですか? 
といきなり叩き込むように詰め掛けてくる・・・。


だったら最初からインターネットを使いなさんなよ!
と言いたくもなります。


突然の出版の案内に、心時めかせて飛びつきたくなる思いを抑えて、
ちょっと待てよ、騙されてるのじゃない・・・、変なことに引っかから
ないようにと自分の心にブレーキを掛けてと自重しているのは
よくわかりますが・・・。


だからといって、ちょっと待ってくださいよ。
礼儀も、マナーもあったものじゃない。
大人としての常識も何もありゃしない・・・。


詐欺じゃないんでしょうね、言ってみなさいよ!
これじゃぁ、お断りさせてくださいなとなっても当然じゃないですか? 
ところが、そういうのに限って、ほら見たことじゃないですか、警察に届け
ておきますからね・・・。ここで堪えなくては誹謗中傷になると唇をかみ締めて
いますが、こんなのが続くと胃に穴が開いてしまいますよ。


本来、執筆という仕事はジャンルの違いがあっても、たいへん主観的な
仕事です。ですから執筆者がどこかで夢にまで見た出版というキーワードで
平静を忘れ取り乱してしまう指向性は理解できます。


自分の知らない世界の到来に驚くあまり無意識に心を閉ざしてしまい、
自分の心が休まるようにすべてを知っている世界のなかで都合よく解釈して
しまう。その結果、あなたおかしいのじゃない・・・?
と噛み付いてきますが、少しは大人の自覚を持って冷静に対処していただき
たいと願うばかりです。


いくつかに大きく項目分類できますので、項目ごとに書き置きます。