プロデュースの料金や印税について

出版のプロデューサーとかプロダクションというのは最近急に起業される
ようになった新業種です。まだまだ誕生したばかりですので各社が各様な
スタイルで営業を開始しているのが実状です。


具体的な営業内容もまちまちですし、料金設定や請求方法も千差万別です。


私の場合は、業界自体がこのようにまだまだ新規な業態ですから、社会へ
の広告宣伝の意味もあり、またひとりでも多くの新人の方々にご安心いた
だけるように、すべて無料で仕事をさせていただいてます。


なかには原稿を受け取った段階で審査料として相当高額な費用を請求し
成功している有名な会社も登場しています。マスコミで報じられたのち、
一段と有名になったようです。


私の場合は、すべてを無料とさせていただいてます。
私があなたの原稿を預からせていただくにあたって、著者からいただく
費用は一切ございませんのでご安心ください。また出版に成功したから
といって著者に請求する費用はありません。私の報酬はすべて成功報酬
で出版契約が締結された出版社から頂戴する方式で仕事してます。

これは出版社との幅広い人脈と信用に裏づけされた証であるとご納得いた
だけると思います。ですから、私の場合はまったく著者の立場で出版社
と契約交渉ができるのです。


私はこのように著者から費用をいただきませんので、見込みがないと
判断した著者の方には、途中でご相談を打ち切らせていただく場合が
あります。また、具体的な出版交渉の最中であっても将来性に見込み
なしと判断した場合には途中で商談折衝を打ち切らせていただきます。


その反対に見込みがあると判断している著者の方には、出版社が駄目だと
結論を出しても落胆することなく、どこまでも諦めずに最後まで出版社
を探し続け、または最後まで著者が希望する出版条件が通るように交渉
を続けます。

その結果がそのときにはビジネスに繋がらなかったとしても信念を通す
ことが私のようなプロデューサーの仕事だと思いますので費用の心配は
無用です。


ご注意いただきたい重要な点があります。
私たちが出版社との交渉折衝調整をやりやすくするために原稿を預け
られた折には他の出版業界との接触は一切ご遠慮いただきたいとお願い
いたします。このお約束を守られなかった折には出版交渉を中断させて
いただきます。


私が取り扱う原稿についての印税は基本が10%です。
だいたい相場的には新人の場合7%からという線が一般的ですが、
私の場合は基本的に一律10%とさせていただいてます。
この辺の料率についても私が扱うプロデュースについては出版社と
交わしていただく出版契約書に明記されますので、ご安心いただけます。